ラトビア政治意識調査

ラトヴィア政治意識調査2014

Latvijas Politiskā Aptauja 2014

 

調査概要

本調査は,選挙という人々の利益集積ならびに政治的動員の契機に際して人々の政治的意識がどのように変化するのか,とくにナショナリズムや政策選好の面にフォーカスして行われるものです。2014年10月に総選挙が行われる民主的多民族国家,ラトヴィア(ラトビア)をターゲットとし,その前後に集中的に繰り返し同質の世論調査を繰り返すことで,その時系列変動の有無およびクロスセクショナルな差異を明らかにすることを目的とします。深刻な民族間暴力を回避しつつも政治的競争の現場では民族問題が極めて顕著なラトヴィアの経験,およびそこで行われる選挙とナショナリズムの相互関係が人々の政治的意識に与える影響のデータ・分析は,グローバル化と民族混合が進展し民主主義が拡大する今日の政治状況に対して,重要な含意を有するものと解します。同時に,一派限りの調査ながら地域的文脈に深く根ざした調査項目も織り交ぜており,地域研究としての側面も有しています。

調査主体と方法
研究代表者:中井遼(立教大学助教,博士[政治学])   
実施主体:ラトヴィア共和国SKDS社   
実施手法:層化無作為抽出法;対面PAPI調査   
層化基準:行政地域   
抽出方法:ランダムルート法+誕生日法   
調査地点:ラトヴィア全地域   
補助金:科学研究費補助金(若手研究B):課題番号25780100  

調査結果(概略)

         
単純集計報告 調査票*
第1波(7月)   日本語  英語  ラトヴィア語   LV RU (EN tr.)
第2波(8月)   日本語  英語  ラトヴィア語   LV RU (EN tr.)
第3波(9月)   日本語  英語  ラトヴィア語   LV RU (EN tr.)
第4波(10月)   日本語  英語  ラトヴィア語   LV RU (EN tr.)
第5波(11月)   日本語  英語  ラトヴィア語   LV RU (EN tr.)
第1-5波合計   日本語  英語  ラトヴィア語   -

*Q1-Q6は全波共通,Q7-Q11は第2-4波共通